
巡回監査担当2023年入社Staff
Interview
Interview
会計・税務の道を極めたいという
思いから転職を決意
前職では、地元の信用金庫で約10年間、金融関係の仕事に携わっていました。営業としてお客様を回る中で、税務や会計にも触れる機会はありましたが、もっと深く学びたいという思いがだんだん強くなってきました。そんな時、以前からお客様として顔見知りであった中谷先生から声をかけていただいたんです。30代を過ぎての転職で迷いもありましたが、家族に背中を押してもらい挑戦を決意しました。専門性を磨き、仕事を通して成長したい。その思いを胸に入所しました。
入所前は「税理士事務所は固くて真面目」というイメージを持っていたんですが、実際に入ってみると印象は違いました。中谷先生は所長でありながら柔らかい物腰で話しやすく、所員の意見も積極的に取り入れてくださるし、働きやすさを大事にしてくれています。先生と所員が別の部屋で仕事をするケースが多い中、中谷先生は私たちと同じ空間で仕事をされているので、小さなことでも相談しやすくなっています。数字に向き合う集中力を保ちつつ、雑談や食事会で気持ちをリセットできる、この風通しの良さが事務所の魅力ですね。

顧問先様との信頼関係を育む日々
今は顧問先様への巡回監査担当として、決算書の作成や情報入力をメインに担当しています。2年目からは自分の担当先も持ち、月に一度訪問して状況を伺ったり、必要に応じて中谷先生と連携してアドバイスを行っています。電話やメールで済む場合もありますが、やはり訪問して直接お話しすることで、文面ではわからない現場の雰囲気や課題も把握でき、より精度の高いサポートにつながります。担当エリアは新宮を中心に熊野や勝浦など周辺地域まで広がっており、前所長からの顧問先様から新規の方まで様々です。
日々特に心がけているのは、迅速で丁寧な対応です。専門知識がまだ浅いため、細かいご質問は持ち帰って確認し、なるべく早く答えをお返しするようにしています。難しい案件こそ後回しにせず、すぐに対応することが大切だと思います。顧問先様にマイナスな内容や複雑なことをお伝えする場合も、電話より訪問して直接話すことで、納得していただけることが多いです。こうした時、先ほどお伝えした、先生にすぐ相談できる風通しの良さは本当にありがたいですね。また、決算書の作成は1年間の数字をまとめる長期の業務ですが、計画通りに進み、税務も整理できたときの達成感は本当に大きいです。仕事のプロセスを計画的に進める楽しさを実感できる瞬間でもあります。

悩みながらも安心して挑戦できる環境がある
仕事で壁にぶち当たったときは、いい意味で深く考えすぎないようにしています。ある程度考えたら、まず行動する。出来ないことは周りの人に助けてもらいながら、仕事のオンオフもメリハリをつけています。中谷会計事務所は、先生に限らず誰でも相談に乗ってくれる環境があるので、安心して取り組めるんだと思います。
また、地元の企業としては十分な給与をいただいていますし、休みもすごく取りやすく、ありがたいです。例えば、子どもが急に熱を出して、奥さんが対応できないときに「午前中だけ休ませて」とお願いすると快く認めてもらえます。子育てをしながら働く所員もおり、子育てと仕事の両立に理解がある職場ですね。個人で担当を持っている仕事が多いため、休んでも他の所員に負担をかけにくいことも理由のひとつかもしれません。
専門性を身につけながら、人としての成長を目指して
入所から3年目を迎え、担当先の業務にもだんだん慣れてきました。顧問先様ごとに特性が違うので、毎年少しずつ対応方法を工夫しながら経験を積んでいます。専門知識は日々更新されるため、市販教材での学習に加え、先輩や中谷先生からのアドバイスを活用しながら、少しずつスキルを上げています。将来的には、今の業務をできるだけ一人で完結できるようになり、最後に先生のチェックだけで貰えればOKとなるレベルになれればと思っています。
この仕事は数字に向き合う能力だけでなく、顧問先様とのコミュニケーション力も大切です。訪問して直接話を聞くことで信頼関係を深められますし、そうした関係作りが仕事の幅を広げることにもつながります。もちろんコミュニケーションが得意な人は担当先を持つことでさらに成長できますし、苦手な人でも庶務やデータ入力など、自分に合った役割で活躍できます。入社して感じるのは、専門知識だけでなく、人としても成長できる環境が整っていること。現場で学び、挑戦しながら日々成長できることが、この事務所の魅力だと感じています。専門知識を深めるだけでなく、顧問先様に寄り添い、信頼される存在になりたい。その目標を胸に、これからも取り組んでいきます。