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山口 真巳
2021年入社
Masami
Yamaguchi

自分の力を磨き、地域の力になりたい。
その想いを胸に決意した転職。

生まれ育った新宮で働きたいという思いが強く、大学卒業と同時に帰郷、新卒で入社したのは地元の金融機関でした。仕事は日々楽しく、気づけば勤続15年目を迎えていました。ただ、そんな時に訪れたのが、新型コロナウイルスの流行です。社会情勢の変化を肌に感じ、より専門性を高められるような仕事がしたいという考えが強くなりはじめました。自分自身の力をつけられる仕事はないかと思いを巡らせていた頃、所長の中谷と話す機会があったんです。以前から地元の勉強会で何度も顔をあわせていたので、どんな人なのかはなんとなく理解していたんですが、じっくり話してみて、どんな相談ごとでも受け止めてくれるような人柄に驚きました。税理士という職業柄、勝手ながら固いイメージを抱いていたので。所長の人となりに魅力を感じ、「お客様に寄り添い、安心と成長を。」に共感したことが、入所の決め手となりました。

理念を体現する存在でありたい。

前職で融資業務を担当しており、確定申告書など会計に関するものに触れる機会はあったので、会計や税務に関してはまったくの初めてというわけではありませんでした。そうは言っても、新たな道への挑戦、また一から覚えていかなくてはいけないと思うと、やはり不安が大きかったです。初めての転職でもあったので。知識をつけるために、入所当初は空いた時間に動画研修を受けたり本を読んだりと自主学習を行いつつ、OJT(On the Job Training)のような形で、実際に仕事をしながら身につけていきました。わからないことがあれば先輩方のサポートを受け、少しずつ一人でできることを増やしてきたという感じですね。

仕事内容は顧問先様の巡回監査や試算表・決算書・申告書の作成というのが基本となります。お客様ごとに担当者がいるんですが、年末調整などの共通する内容の場合は全員がチームとなって動くこともあります。時期や業務内容によって、個人での仕事とチームでの仕事が併存しているというイメージです。顧問先様は、周期を決めて訪問させていただくお客様もいらっしゃれば、相談事があれば都度お話を聞きに伺うというお客様もいらっしゃいます。お客様との関係性を深めるため、必ずこちらから伺ってお話を聞くことを徹底しています。「お客様に寄り添い、安心と成長を。」という理念に共感して入所したということもあり、私自身が理念を体現しようという想いが強く、行動に移しています。お顔をあわせてお話しすることで細かな感情まで汲み取ることができたり、認識に齟齬がなくなったりするので、やっぱり直接お会いするのが一番ですね。この姿勢はこれからもずっと変わりません。

進化し続けるために、挑戦心を忘れない。

今の目標は、社会保険労務士の資格を取得することです。社労士は、顧問先の社員の皆様から相談を受けたり、給与・保険料計算の対応をしたり、総務のような仕事を担います。私は社労士として、そして所長は税理士として、双方の視点と知恵を活かしながら、地元のお客様のためにできることを考え実行していきたいです。会計業界もこれから機械化が進み、お客様から選ばれていくと思います。そんな時代の中で、これまでのように事務的な作業ばかりしていてはダメだと所長も強く思っているように感じます。私も同様に考えていて、新しいことにもどんどんチャレンジして私たち自身が進歩し続けなければ、お客様のお役に立つこともできないと思います。そのためには一緒に前向きに挑戦していける仲間が必要なので、ぜひ一緒に挑みたいという方に入所してほしいですね。

会計事務所と聞くと、経験や専門知識がないと入れないんじゃないかと不安に思う方もいらっしゃると思います。でもそこは、大船に乗ったつもりで安心して挑んでほしい。先輩方が手を貸してくれるので。経験も知識も浅い状態で新しい道へ進むには、もちろん自ら学ぶ意欲も大切ですが、周りの助けが大きいと思います。実際、私自身がそうでした。それに加え、私はもともとおしゃべりなタイプではなく、友人と話す時も聞き役に徹することの方が多かったので、学生時代は自分自身のことを人見知りだと思っていたんです。でも営業職をしてみたら意外とそんなことはなく、人と話すことで世界が広がるような気がして、楽しいなと感じたのは自分でも発見でした。何事もやってみないとわからない。これまでの経験から私が強く実感したことであり、みなさんにもお伝えしたいことです。先輩方にお世話になった分、今度は私がサポートする側としてみなさんの背中を押すような存在になりたいと思っているので、一緒に挑戦していきましょう。